2010年 11月 26日

何かを説得したいなら目に見える形で

ほんのちょっとの労力なのに
大部分の人がその労力を惜しみ、
伝えたい想いが伝わらない。

その労力は「目に見える形」にすること

取引先を納得させたい時、
上司を納得させたい時、
部下を納得させたい時、

口頭だけで済ませていませんか?

時にはデータを使い、
時には文章を使い、
感覚値ではなく、科学的な形で伝える。

それが提案であり、自分の想いをぶつけられる形です。

ほんのちょっとの労力ですが、
確かに面倒くさい。

でも、それを怠って口頭だけで伝えておきながら、
「あの人は何を言っても伝わらない」
そんな乱暴な話しはありません。

でも、一つの真実として、それを端折りながら物事を伝えようという
むしのいい考え方をしている人が大部分。

「言わなくても分かるだろう」

その日本的な美徳感覚というか、
動物的本能に戻ろうといった感覚は
本当に愚かだと思います。

最先端の文明を持ち今日まで子孫を残せている系列が
結局のところ文書という記録媒体がなければ成し得なかったのは、
歴史を見れば明らかです。

情報産業(IT)という
ものごとを目に見える形で伝える業界でも、
そんな矛盾した感性を持つ人がたくさん見受けらるのは残念で仕方がない。

「近頃の若者はコミュニケーションを取れない。」

それは何か伝える努力をギリギリまでやった人しか言う権利は無いと思います。

相手を否定するなら、
相手に理解してもらいたいなら、
相手に思うように動いてもらいたいなら、
覚悟をして取り組みましょう。

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