2011年 06月 14日

企業の目的は、今日よりも明日の生活を豊かにする事。

事業を行うには様々な目的があると思いますが、
共通する目的の一つに、
「今日よりも明日の生活を豊かにする。」
というのがあると思います。

社会への貢献もそうでしょうけども、
弊社のような零細企業であれば
現実的には、まずは自社の人間

方法は売上・利益を上げることですが、
他人様のパイを狙うも良し。
新しいマーケットを作って
本来使う予定じゃなかった貯金を狙うも良し。

結果をとにかく出して、
今年よりも来年の月収が1万円増えれば
社員の不平不満は100%無くならずとも、
うまく行くでしょう。

生産性の悪い社員であっても
月1万円のベースアップ。

それができる商売方法を作り出せない経営者は、
経済の中では弱者なのかもしれません。

また、更に思うのが、
新しい雇用を生み続けることも
企業の目的の一つだと思います。

これも社会貢献的に聞こえますが、
まずは自社の人間が働きやすい為です。

数年前に変わった会社法を活用し、
自分は会社を立ち上げつつも「1人」会社でした。

「1人でやっていく」だけでも、それなりに壁はありますが、
「1人でやっていく」基準で経営すると、
結構、ざっくり経営でも、それなり潤う事はできます。

でも、1人で始めて感じたのは、
仕事には若い人に向く仕事もあり、
最初は若くて経営者も齢を取りますから、
やはり若い人を補っていきたいところ。

その雇った若い人が運良く会社に残ってくれても
やはり齢を重ねていくのだから、
定期的に若い人を雇わなければならない。

部下に部下を作ってあげれないのも
やっぱり事業者としては情けないです。

「1人でやっていく」基準で商売をすると、
会社が生み出した利益を全て1人で自由に使えるので、
いざ雇用が増えると、利益に貢献できない社員に
自分の給与が削られる感覚
になってしまいます。

「定期的に雇用を増やす」基準で動けば、
会社の利益は自分のものという意識は薄れ、
どれくらいの給与が適切か考えるようになるし、
売上に貢献しない非生産的な手間もやって当然
という考え方になる。

前者と後者は、
事業者が成長する為の最初の壁だと思います。

厳しい意見で恐縮ですが、
さびれていくシャッター商店街は
利益を生んでいた時期に
基準を切り替えられなかったから
ではないでしょうか?

日本という様々な恩恵を受けられるマーケットで、
生み出した利益を「さも自力で生み出した」と勘違いして私用で使いまくり、
いざ、これまでのような商売が難しい時代になったら、
お涙頂戴系のズルい
「最近は人情味がない」というスタンスで、
わめき出すような経営者に絶対なりたくない。

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