経済の基本は右肩下がり

※ここで述べる内容は個人の憶測です。 

友人と話しをしても、
クライアント様と話しをしても、
不景気の話しが多いですね。

でも、「あと1年は不景気が続くだろう・・・」
と、景気回復が前提です。 

色々な考え方がありますが、
経済というのは放っておくと
「右肩下がり」になる、 
というのが私の持論です。

放っておくというのは、
技術革新も無く、
商売方法の工夫・改革も無く、
貿易や戦争による他国侵略が無い状態です。

日本は経済は上がり下がりを繰り返しながら、
何だかんだ上昇しているので、
今回の不景気も『一時的』というのが
『現代の常識』になってしまっているような・・・。

でも、景気が最悪にならないのは、
戦後の人々の活躍の遺産のおかげで
今はダラダラしても、まだ何とかなるから。

戦前の好景気は、
江戸から明治への変革と、
アジア侵略によるもの。

江戸時代の好景気は、
戦国時代の荒廃した後に
やる事が沢山あったから。
それでも景気が良かったのは
前半の100年程度ではないでしょうか?

戦後の好景気やバブルというのは、
家電や乗り物など、
生活が豊かになるものによって
好景気を作りました。

その後、バブル崩壊後は、
ITやエコ(省電力など)、健康ビジネスが
出てきて景気回復にはなりましたが、
爆発的な好景気はありません。

先物や株など、金融商品も
好景気を演出しましたが、
反動で今回の不景気を招いています。

爆発的な好景気には、
技術革新や新産業が必要です。

皆が買いたくなるモノ。
今までよりも安く製造できる為のロボット技術。
色々な技術革新です。

「貯金してお金を使わないから不況」
という、考え方も多いですが、
「貯金を崩してまで買いたい新しいモノが無いだけ」
が不況の根本です。

でも、技術革新や
新産業なんて、
毎年生まれません。

と、なると、現在の市場の中で、
どれだけ新しいアイデアを生むか。
に掛かってます。

「現状維持=後退」とは、
よく言ったもので、
もし、不景気が嫌なら、
去年や先月と同じ仕事をしていたら、
ダメですよね。

慣れた仕事でダラダラやって、
不景気と共存するか、
新しい仕事にどんどんチャレンジして、
景気を良くしようとするか。

底辺の底上げが大事だと思います。

なのに、政府は金をバラまくとか・・・・。
もっと考えて欲しいですよ。。
政府には新産業が生まれるチャンスを作って欲しい。

でもまあ、革新に偏りすぎる経済も
ダメなんでしょうね。
保守と革新はバランスが大事。

コメント

  1. mako ko より:

    どもっ。お疲れ様です。

    ホント、新産業革命か何か起きませんかねぇ….
    ウォーウェア政策もウェルウェア政策も限界がありますしねぇ。
    まして、バラまきでは….

    ただ、バラまきの緊急雇用対策、新しい助成金のお陰で、ウチには問い合わせや依頼が増えてます。役所の研修会に出たり、説明に回ったりと結構バタバタしています。
    リストラの相談も多いですが….

  2. みやもと より:

    リストラですかー・・・
    大変そうですが、
    企業存続の為に必要不可欠ですもんね・・・。

    でも、雇用対策用の助成金は良いですね。
    意外と元気な中小企業も少なくないし、
    良い人材を獲得しやすい今がチャンスですしね。

タイトルとURLをコピーしました