2013年 12月 05日

WEBサイトに細かく情報を載せる事で得られる3つのメリット。

ボクはお客さんのホームページを作る時に
ヒアリングがかなりしつこいのですが、
お客さんによっては、競合他社を意識して以下のような理由で抵抗される事があります。

  • アイデア、ビジネスモデルを盗まれるんじゃないだろうか?
  • 業界じゃ当たり前すぎて大々的に載せるのが恥ずかしい。
  • アピールの仕方が積極的すぎる他社を冷めて見てしまう事があるので自分はそうなりたくない。

ボクも小さいながらも経営者なので、
言わんとしている事は分かります。

もちろん、開示するタイミングではない情報は
ボクも一緒に経営脳で判断させて頂きますので、
とりあえず、洗いざらいの情報を頂きたいのです。

弊社の場合は、
ワイヤーフレームの段階で情報を精査できる流れで
ホームページを作ります。

ある程度、頂いた素材を形にしてみると、
なるほど、ここまで開示した方が読み手としたら好感持てるな、
いや、これは不要じゃないだろうか?
そういったとても有意義な打ち合わせができます。

その制作の結果、サイトを運用して集客や問い合わせを見る中で、
自分が感じた、なるべく情報を沢山公開しておくメリットは3つあります。

 

1.社内における意識統一

たまに、WEBサイト用に情報をまとめる事で、
「改めて自分のビジネスを客観的に見られるようになった」
「社員が自分らの商売のスタンスを理解してくれるようになった」
「社長が現場の問題点を理解してくれるようになった」
といった声を聞く事があります。

多分、紙媒体でパンフレットをまとめる際にも同様の経験をされている方もいると思います。

WEBの場合は、もし情報が変わったら書き換えられるだけに
テスト的な情報開示も出来ます。

だから、一度思い切って色々公開してみると今までに無かった外部の反応を得られて
とてもタメになる事もあります。

 

2.ホームページがプレゼン資料になる。

これは、もうそのままですが、
たまたま自分の会社を説明する場面に遭遇したけど、
資料は何も持っていない。

そんな時は、ホームページを見せながら説明ができる。

もし、出張中でオフィスにいない中で新たなアポが入っても
どこかプリンターを借りて
ホームページを印刷して持っていけば
それなりに形になります。

外交部隊を援護射撃できるツールにホームページはなります。

 

3.問い合わせの質が変わる。

お問い合わせが来て、いざ商談になった時、
あれ、何か勘違いしてるかも??となる事ってあると思います。

沢山いる対応スタッフをとにかく回転させたいような
大資本の体制ならともかく、
ただでさえ忙しい中小零細だったら、
全然マッチングされていないお客様が来てしまうと現場は疲弊します。

そこで、問い合わせ前に
ホームページの情報を見てから来てもらっていると、
質問がある状態なので、内容の濃い商談が出来ます。

クロージングしやすいのはもちろん、
クロージング後の話しも早いんです。

じゃあ、こうしましょう。ああしましょう。
と具体的な話しができるので、
1回以上の打ち合わせが省略できるし、
現場スタッフも未来思考の商談は成長しますよね。

例え契約にいたらなくても
無用な深追いや強引なクロージングもしなくて良い。
次の課題になる情報も得やすいでしょう。

 

自分は営業畑だったので、
現場のオペレーションを考えた時、
特に3番目のような所は注意してホームページ構成を考えたいなとよく感じます。

ホームページなんてどうせ読まないよ!
だって俺、読まないもん、すぐ電話しちゃうもん!
という社長さんもいますが、
色々探して、貴社のホームページに辿りついたのです。
貴社の商材が欲しい人、興味がある人なんですよ。

うちはこの情報で十分だ!うちはお客を選ぶ!
大体、細かい情報得られなきゃ来ないお客なんて要らない!
という意見もたまにございますが、
それは、あまりにもお客様に優しくないと思います。

お客様は神様じゃなく、あくまで対等な立場だと考えていますが、
先に手を差し伸べるのは、商売する側であるべきです。

そんなんじゃ、
お客様の方向をしっかり向いている
他のサイトでクロージングされちゃいますよ!

フリーワード検索で探す

よく検索されるキーワード:

営業 仕事 映画 マーケティング 商売