2014年 04月 02日

顔を合わせないネットよりも、顔を合わせるリアルが怖いと思う理由。

なんかネットって詐欺的なイメージもありますよね。
顔を合わせないから騙されるんだ、とか。
そういう意見聞く度に違うなーと感じます。

詐欺で大金稼ぐなら会う事が一番だと思います。

色んな営業やってきたけど、
お金を支払ってもらえる時は、
お客さんが無防備だからじゃなくて、
コミュニケーションで信頼を得た時だと感じます。

だから、詐欺を実行しやすくするには、「信頼」が必要なんです。
で、短期で大金を稼ぎたい輩が「信頼」を
逸早く得る方法の一つは「顔」を見せる事は外せないと思う。

「信頼」ってのはホント紙一重で
良心的な人でも悪意の人でも同じ表情しています。
悪い人は、ホントに悪い表情や仕草してくれていたら良いのに、
実際はドラマや映画のような分かりやすくない。

銀行にお金を渡し(預け)にいく行為を
「騙されてる!」なんて思う人はいないように、
冷静に考えたら、ホントに大丈夫?という相手に
大金を渡しちゃう可能性は全ての人にあり得るんですよね。

ボクはネットの業界で起業しましたが、
なにせ、お客さんゼロで、
初月の利益は5,000円で残業厭わず働いたのに、
かなり切り詰めても営業経費を考えたら、
思いっきりマイナスからスタートでした。

だから、とにかく、すぐ現金化が必要でした。

すぐ現金化という事は契約が必要で、
契約には信頼が必要で、
信頼してもらうには会うしかない。

酷い時は、電話掛けた2時間後に
原チャリで駆けつけ、
10万円の前金を受け取ってるなんて事もありました。

それが出来た理由は、
短時間で「信頼」を得る為のステップを
丁寧に考えて淡々と実行していただけ。

友達に聞けば分かると思いますが、
ボクはしゃべりが上手いわけでもない。

自分が考えたプランが絶対お客さんに役立つし、
やらないのは勿体ないじゃん、と本気で考えていたので、
自然と理解してもらいやすい努力をしてました。

ただ、ふと我に返った時、
このやり方を悪意で使えば詐欺師と紙一重だなぁ、と。

得体のしれない奴でも
顔を見せるだけで信頼は増すんだなぁ、と。

恐らくなんですが、
会うと、人はその相手を自分のコントロール下にいると、
勘違いしてしまうんです。

お客さんのWEBマーケティングをサポートして、
ユーザーさんに購入してもらおうと日々挑んでいますが、
会えない場所にいる販売者はコントロール下にいると思えず、
最後の最後まで、冷静に警戒される事もあり、ハードルは高い。

逆を言うと、WEBサイトで効果を出したい時の
優れたデザインは、スタイリッシュさよりも、
「顔」を出す事の方が重要かと思っています。

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