2009年 12月 09日

普通と個性 2

私は「テレアポ会社」にバイトで2年いました。

テレアポをした事ある人はそうでもないでしょうけど、
見ず知らずの相手にいきなり電話で売り込むって、
とても勇気がいりますよね?

でも、その「テレアポ会社」にいる数百人のスタッフは
平然と次から次へと電話で売り込むんです。
明らかに口下手な人でも普通に申し込みを取る。
あんな根性なしでも、へこたれず掛け続ける。

この「当たり前の環境」が素晴らしいんです。

人間の特徴として、
みんなが平然とやっている事を目の当たりにしたら、
勇気がいる事でも、一歩踏み出しやすい。

気付いたら、別に見ず知らずの人に電話で売り込む事は、
「勇者」でも何でもないものになっている。

僕を含めたみんなが、
周りと同じように当たり前の事をしているだけなのですが、
一歩外に出ると、そんなに当たり前の事じゃなかったりする。

「朝9時から夜9時まで電話営業してたよ!」というと、
「まじで??根性あるなーー」
と、みんなやっていた事なのに「個性」として受け取られたりする。

そんな風に、
「普通」パワーって凄いんですよ。

ただ、
その「普通」を大事に吸収した人と、
上っ面だけテキトーに吸収した人とでは、
後々が全然変わる。

自分は、テレアポ営業マンとして
トップレベルではありませんでしたけど、
他のバイト仲間たちが、
馬鹿にしていた「大したことない仕事」を、
しっかり「未来の可能性」として扱って、
起業するのに大きく影響を与える経験に変わりました。

今現在学べる「普通の事」を大事にしている人の方が、
チャンスは訪れやすいと思います。

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