2017年 02月 07日

知的労働に携わる知識層にとってブログはフリーミアムの一つ

WEBではフリーミアムというビジネス手法を使う機会が沢山あります。

フリーミアムを調べると・・・

「フリーミアム」(Freemium)という単語は、「フリー」(Free、無料)と「プレミアム」(Premium、割増)という、ビジネスモデルの2つの面を組み合わせて作られたかばん語である。フリーミアムのビジネスモデルはWeb 2.0企業の人気を得た。

フリーミアムのビジネスモデルは、2006年3月23日、ベンチャー投資家のフレッド・ウィルソン(Fred Wilson)により明確に示された。

参照元:Wikipedia「フリーミアム」

よく分からないですね。

フリーミアムを簡単に言うと

無料で始められて、機能(サービス)がもっと欲しい人に有料版を用意するビジネスモデルです。

例えば、クラウドストレージ。iPhoneならiCloud、GoogleならGoogleドライブが数GB無料ですが、容量がもっと欲しい人に有料プランを設けています。

他ではゲーム。例えばポケモンGOも、無料で十分遊べますが、お金を払ってアイテムを購入する事ができます。自分も周りもお金払っている人いませんが、結構有料ユーザーがいるそうです。

そんなように無料で誰でも受け入れて、便利さを感じて欲も出てきた人に有料枠を設けるビジネスモデルをフリーミアムといいます。

先日のブログ「キングコング西野氏の「無料公開」はクリエイター業を安く見られるきっかけにしてしまうのか?」の無料公開もフリーミアムみたいな手法です。無料で読んだ後、本という形で残したい一部の欲求に答えられるような仕組みができています。

世の中に必要とされているサービスを提供できれば、提供できるものに自信があればフリーミアムというのは凄く有効なマーケティング方法です。

 

マーケティングにおけるマーケットとは

マーケティングでは、取引が生じる可能性のある範囲を「マーケット」と呼びます。ショッピングモールやスーパーマーケットとか市場だと物理的に範囲が明確で分かりやすいですが、性格や興味、趣味などによる範囲もあり、人の興味は変わりやすく、日々、毎時アメーバーのように変化します。

マーケット規模(買う可能性がある人達の数)を測るうえで「マーケティングリサーチ」というものもあります。一番わかりやすいのは、この通りを行き来する人は何人か?を地道にカウントするようなものです。そこから男性女性、年齢とか、より買いそうなものが明確になるデータを加えていったりします。

分かる通り、リアルでもWEBでもマーケット(市場)にいる人が全員買うわけがないじゃないですか。でも、買う人は必ずそのマーケットの中にいるんです。リアルであれば店舗内にいて、WEBであればサイト内にいる。どちらも「購入」アクションができる場所にいる。フリーミアムユーザーは既に使っているのでマーケット内にいるわけです

マーケティングは「受け身」ですからセールス(売り込み)をなるべくしません。だから、まずはマーケット規模を大きくしなければなりません。その為に登場するのが広告ですが、とにかく存在を知ってもらう事で「マーケット」に参加してもらうわけです。

商圏が2km以内とかであれば、遠くの人に知られてもマーケット規模は大きくなりませんが、WEBでクロージング(契約、取引まで至ること)できれば店に行かなくても買えるのだから、遠方の人でも存在を知ってもらえれば「マーケット」が広がります。

 

PR(パブリックリレーションズ)という考え方

広告で知ってもらったはいいものの、「知ってもらう事」というのは賞味期限があります。人は忘れるものですから。そこで継続的な関わり(リレーションシップ)を保とうとする発想からPR(パブリックリレーションズ)というマーケティングの考え方もあります。

フリーミアムで無料で使ってもらえれば関わりを保ちやすい。だから、PRにフリーミアムは凄く最適です。

これは以前、グロウニッチの社名の由来でも少し触れましたが、WEBは在庫リスクないから全然売れない商品も陳列できる特徴があります。有料で使ってもらいたいものの一部を無料で開放する事がしやすくなったから、明確になってきた商売方法がフリーミアムなのでしょう。

 

ブログはPRになるし、フリーミアムにもなる

他に関わりを保つ方法として、DMやメルマガであったり、SNSといったものもあります。また、今回タイトルにも入れたようにブログもPRに使えます。

さらに言うと、ノウハウで商売できている知的労働者、知識層は、ブログでノウハウの一部を公開する事でPRになるんです。そう、まさにフリーミアムの考え方が当てはまる。

無料で知恵を使ってください。と。

フリーミアムの場合、95%の無料ユーザーと、5%の有料ユーザーといったのが健全な状態らしいのですが、実際100人いて95人が無料の情報で逃げられるのを目の当たりにすると感情的になってしまうかもしれません。

でも、それくらいの寛容さで役立つ知恵をブログで無料公開することは、まさにフリーミアムの活用法だと思います。

知的労働者、知識層というと、なんだか弁護士とか公認会計士とか特別なホワイトカラーばかりだと思いますが、現代で素人程度のノウハウでできる商売はゼロだと思っています。掃除代行だって、事務代行だって、営業代行だって、素人が気づかないノウハウはいくらでも持っています。

 

例えばブログがフリーミアムになるパターン

つい先日、錆がついたスラックスをどうやって落とせばいいのか、WEBで検索して「麻パンツにさびのシミ | ひげ店長のクリーニング裏話 秋田県横手市」を見つけたのですが、これは凄く助かってクリーニング屋さんのお客さんにならないで終わってしまいました(笑)遠方なのでどちらにしてもお願いすることはなかったかもしれませんが、助かりました。

でも、これってフリーミアムですよね。僕みたいに情報だけ取っていく人が95人いれば5人は顧客になってくれていそうです。近隣であったり、遠方でも依頼しやすい仕組みがあれば、もっと高確率でオーダーにつながると思います。

たまたま自分はこの通りやって満足できるくらい落ちましたが、やっぱり素人が自分でやるのは手間ですし、自分でやるより綺麗に落としたい人はオーダーする確率高いと思います。なにせ、無料で情報公開しているぐらいなので、もっと綺麗にできる技術ありそうですし。

商売している人はブログの扱い方は一度見直しても良いのではと思います。

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