2009年 05月 17日

母は偉大

23歳まで実家で過ごし、
親との別れ、実家の消失。

それから8年の月日が流れ、
今回、5回目の家の引越し。

僕の場合は、
引越し=民族大移動です。

ことごとく全ての荷物と共に
引っ越さなければなりません。

31歳ともなると、
数々の思い出の品、写真などあります。
それらも全て移動です。

だから、引越しの度にたまった
思い出の数々の一部を捨てていきます。
この作業が毎回一苦労(笑)

前々回の引越しの時はかさばる為、
小中高大の卒業アルバム?まで、泣く泣く捨てました。
立派な冊子になっているものほど邪魔なので(泣)

初めて路上で弾き語りをした、
思い出の10万円もしたタカミネのギターも
ヤフオクで売り払いました。

もし、実家が現存していれば、
置いておきたいものが沢山ありますが、
置いておく場所はないし、
広い家に住んだり、
トランクルームを借りるほどの
お金の余裕はまだありません。

社長とは名ばかりなので(笑)

そんなこんなで、
おもひでの数々を整理。

気付くと写真の中の親の年齢に追いつく自分に気付く。

小さい頃の写真は、
100枚あるとすれば、
母が写っている写真は5枚くらい。

そう、常に母が写真を撮ってくれたんですね。

母が写っている時は、全員集合が多い。
つまり道端のやさしい誰かが撮ってくれる時。
撮ってくれる人がいなければ、
基本は母が撮ってくれる。

写真を見ながら、
母の愛を再認識。
こういうのは齢を取って気付くようになるもんですね。

地元の塾で落ちこぼれて、講師に、
「このコは、大学へ行けないでしょう」
と言われても、
ヘラヘラしている僕の隣で
とても穏やかな母が、
講師に必死に反論。
(その後、三流ですが大学へ現役で進学。)

当時の作文を見比べても分かる、
同年代の中でかなり頭悪い小学生時代。
それでも、「お前は絶対大成するコだ」的な
根拠の無い信頼を僕に向けてくれた。

母親というものは、
やはり偉大ですよね。

僕が生を受けて31年経ち、
まだまだ大成していない親不孝者ですが、
恐らく、存命なら信じ続けてくれてた事でしょう。

そういった温もりは、
とても勇気をくれます。

僕自身が成功したい理由の半分は、
「お前なら成功するよ」と言ってくれた人が
正しいって事を証明したいから。

こう書くと、カッコ付けすぎですが、
これ、本気なんですよね。

その裏には、
「お前には無理だよ」とか、
「そんな起業の仕方じゃ駄目だ」とか、
そういう否定的な人が間違ってる事も証明したい。
というのも隠れています。

人生を果敢にチャレンジするなら、
こういう気概って結構重要だと思います。

僕の周りにも
母親になっている人が多々いますが、
ぜひ、『親馬鹿』で良いので、
思いっきり愛を注いであげて欲しいです。

何十年掛かろうが、
そのコは芽を出します。

根気をもって、応援してあげて下さい。

それは社内や社会でもそうだと思います。
「あいつは一生変われない」と、
サジを投げちゃ駄目です。

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