2007年 10月 30日

ブランド

一番好きなスポーツはバスケットボールで、
一番好きなプロリーグはNBAです。

といっても、最近はあまり見ていなくて、
マイケルジョーダンやマジックジョンソンが
大活躍していた10年~15年位前が一番好きだったのですが。

当時、マイケルジョーダンを中心とした、
シカゴ・ブルズというチームがありました。

マイケルジョーダンは色々な面で凄いのですが、
特に秀でていたのは得点を取るセンスです。

NBAは最高峰のリーグだけに、
1試合だけ彼ぐらい大活躍できる選手なら1チームに1人はいます。
通常、能力ある選手は徹底的にマークされるので、
ずっと大活躍し続けられる選手は稀です。

どんなに抑え込まれても、
どれだけ反則されても安定した結果。
チームを勝たせる結果を出せるのがマイケルジョーダンで、
それがNBA最高のブランドたる由縁です。

話しを戻しますが、
10年ぐらい前にシカゴブルズに在籍していた
ロン・ハーパーという選手がいます。
彼は、シカゴブルズの前にいたクリッパーズでは、
マイケルジョーダン的な活躍をしていた選手です。

要は点数を決めまくる選手です。

しかし、そんな選手が1チームに二人もいると、とてもとてもバランスが悪い。

ましてや片方は、
最高峰の『点取り屋』ブランドを持つマイケルジョーダン。
マイケルが50年に1人の『点取り屋』なら、
ロンは1年に1人の『点取り屋』でしょう。

どちらにしても、チームの柱にはなれる『点取り屋』。
ロンにだって、そのブランドでNBAまで行けたのだから、
それなりのプライドはあったはず。
でも、彼が選んだ道は、『攻めの要』から『防御の要』への転向。

バスケットボールは5人でやるチームです。
レギュラー的なスターティングメンバーは当然5人という事になりますが、
その中に何としても残る方が彼には最優先の『プライド』だったのです。

蓋を開けると、平均得点は5人のスターティングメンバー中、
最低得点で、逆に敵のボールをとるスティール数の平均は最高数。
ちなみに当時彼が作り上げた平均スティール数は、
シカゴブルズで未だに誰にも抜かれていません。

そして彼は、およそ30チームもいるNBAで全米一を合計5回経験しています。

今、12チームだけのプロ野球で
中日が50年ぶりに日本一になれるか、
なれないかと新聞を賑わせてますが、
それを考えれば、
どれだけチームの勝ちに貢献できる選手か分かるでしょう。

ブランドとは、プライドであり、個性です。
それによって作られた希少性から高級性も出てくるのです。

社会に出たら自分のブランドを1つ作り上げるべき。
二つ目は一つのブランドが出来上がってからでも良いでしょう。
会社の事業内容も同様で、まとまりが無い事業内容よりも、
まずは一本の柱がしっかりとある方が良い。

グロウニッチは、
貴社のブランドの確立・育成に力を注ぎます。・・と宣伝ですね、これじゃ。

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