2010年 11月 22日

空気を読む、と社会的責任

某大臣が
「国会答弁は二つ覚えておけばいい」
という発言で更迭されました。

煽るように編集されたニュースばかり流れるせいか、
より一層、この某大臣に腹たってきますよね。

でも地元の会合での発言という事を考えると、
ちょっと笑わせようという意図もあったのかもしれません。
もしかすると空気を読んだ盛り上げ発言だったのかも。

話しは変わりますが、
つい最近クローズアップされていた、
教員によるブラックユーモアな授業もありました。

「セクハラサイコロ」
「何日で全員を殺せるでしょう?」
など。

これらも、結局、クラスの中心的な生徒が喜ぶと
空気を読んでしまったため、やってしまったのでしょう。
少数派の冷静な生徒からすれば不愉快きわまりない。

そんな事情を踏まえても、
どちらも明らかにおかしい事件なのは間違いありません。
彼らの行動自体に理解ができません。

ただ、やはり「空気を読む」というのは、
時々、危険性を含むと思います。

周りの雰囲気に踊らされてしまっている事もある。

「お前つまらないなー。そんなに固くなるなよー」
そんな空気に便乗したばかりに誰かを不信にさせたり
傷つけてしまう事は誰しもあるでしょう。

サービス精神のお調子ものが、
何故か気付くと敬遠されていたりすることもある。

面白おかしく生きたいもんですが
たった数秒の失言を大きく取り上げてボッコボコにするメディアや
それに洗脳されてしまう自分らを見てると、
本当に怖い気がします。

フリーワード検索で探す

よく検索されるキーワード:

仕事 映画 営業 商売 マーケティング